Asahi Manju
白桃の幼果・青桃のとろりとした歯ざわりも楽しい「桃霞」。みずみずしい青桃のまわりには、北海道産手亡豆を昔ながらのかまどで練り上げ、日田名産の柚子の香りをまとわせた白あん。その外側を春雪のようにやさしい口あたりの淡雪羹で包み、しっとり、ふんわりとした口あたりに仕上げました。「日田茶とともにお召し上がりいただき、日田の春を感じていただければ」と店主・坂本篤さん。春の風情漂う老舗和菓子店の新作をお楽しみください。
江戸の風情が今も残る日田・豆田町で慶応元年(1865年)に創業した「旭饅頭」。6代続く老舗和菓子店には、日田名物ともなっている山芋とそば粉を練り合わせた「そば饅頭」や麹の香り豊かな「甘酒饅頭」など、風趣に富んだ饅頭がバラエティ豊かにそろいます。なかでも日田の教育遺産群が日本遺産に認定されたことを記念して6代目店主、坂本篤さんが考案した「かんぎえん」は、人気の和菓子。抹茶あんと一つぶ栗を組み合わせた上品な味わいが、新しい日田銘菓として親しまれています。
北海道産あずきのこしあんと大つぶ栗を、そば粉の香り豊かな皮で包んだ人気の品。
しっとりとした山芋入りの皮の中に抹茶あんと大つぶの栗の実。上品な甘さの薯蕷饅頭。