Kaho Tashiro-ya
春爛漫、満開の桜の下に集い「楽しく食べてほしい」と4代目・田代啓介さんが考案した創作和菓子。しっとりとした浮島の中には、香り豊かでほんのりしょっぱい桜葉の塩漬け。そこに、ふわっと儚く溶ける淡雪羹ともち米をアクセントに加えたなめらかなみぞれ羹を重ね、目にも舌にもうれしい艶やかな1品に仕立てました。天ヶ瀬の春景色を思わせる新作菓子を日田茶とともにお楽しみください。
開湯1300年の湯の里・天ヶ瀬に「田代屋」がオープンしたのは昭和27年(1952年)のこと。以来、地元産の山芋とそば粉でつくるしっとりもちもちの「そば饅頭」や名産のしいたけをかたどった最中「しいたけっ子」が人気を博してきました。令和2年(2020年)の水害では大きな被害を受けましたが、翌年にリニューアルオープン。杉の木をふんだんに使った店内には、3代目店主・田代信二さんがつくる伝統の味と、4代目を受け継ぐ啓介さんが考案した上生菓子や「天ケ瀬あんぱん」「葛もちアイス」などの新商品が仲よく並んでいます。
十勝産あずきのつぶあんを、ハチミツ入りのしっとりとした皮でサンド。
黒糖入りの皮の中に十勝産あずきのこしあん。カリッとこうばしい揚げ饅頭。